エビの中でも体長が20センチメートルに達する大型種、「ボタンエビ」。
牡丹の花のように身が赤いことからその名で呼ばれています。
最近は、冷凍・輸送技術の発達で年中食べられる様になりましたが、殻をむいて生のままつるりと食べる海老の美味しさが増すのは冬の時期です。
そんなボタンエビですが、孵化した時はオスでその後メスになるという雄性先熟の性転換をします。
そのため、春はオスのみの漁、秋はメスのみの漁というように季節によって獲れる性別が変わってくるのです。
ちなみに、エビは漢字で、「海老」または「蝦」と書きますが、その違いはご存知でしょうか?
「海老」は伊勢海老などの歩くエビのことを指し、「蝦」は車蝦やボタン蝦のように泳ぐエビのことを指すんだそうですよ(^▽^)