令和元年6月8日に「小鯛ささ漬」と「雲丹ひしお」を奉納してまいりました。
伊勢神宮には、全国から様々なものが奉納されます。
この度、伊勢商工会議所がお世話するのは、「食」の外宮奉納です。「食」に携わる生産者の方々が、食と産業を司る『豊受大神』に、「正直なものづくり」や「今後の目標」等を綴った宣誓書と共に、丹精込めて作った自慢の逸品を奉納するお手伝いをしております。正装した奉納者たちは、奉納品を手に外宮参道を進みます。神楽殿前に整列して、緊張の面持ちで名前を呼ばれる瞬間を待ちます。凛とした境内に響く、代表者の誓いの言葉。神楽を上げて、御垣内参拝を経験すると、背筋が伸びて、“正直なものづくりへの思い”がより強くなるといいます。
奉納者には後日“奉納証明書”が渡され、奉納した産品と同等の品には、伊勢商工会議所が『奉納の証マーク』を発行します。奉納の証マークは、神宮の御鏡をモチーフにしております。神様に誓いながら、実は自分自身に誓っているのです。
この度、外宮奉納に際し、日々大神の御守りにより生むこどのできた品物を、感謝を以て奉納させていただけることを心より誉れに思います。
奉納されたものは、丹精込めてお作りさせていただいておりますこと、嘘偽りなく正直に、神の御前にてお誓い申し上げます。
食べ物である以上、味党と品質には特にこだわり、お客様に真に喜んでいただける商品を作り続けて参ります。
ここに決念をもって宣誓致します。
小浜海産物株式会社
代表取締役社長 西野弘純