「たい」といってもその種類は様々。
「たい」と名のつく魚は日本周辺でも200種を超え、その内分類上でタイ科と呼ばれるのはなんと10数種!
それ以外の「~だい」とつく魚は、いわゆる「あやかり“たい”」というもので、タイ科には分類されず本物の「たい」とは縁もゆかりもないのです(^^;)
さて、そんな鯛ですが「鯛の九つ道具」と呼ばれるものがあるのをご存知ですか?
道具といいますが、実はユニークな形の骨のこと。
三ツ道具(みつどうぐ)、大龍(だいりゅう)、小龍(こりゅう)、鯛石(たいせき)、鯛中鯛(たいちゅうのたい)、鍬形(くわかた)、竹馬(ちくば)、鳴門骨(なるとほね)、鯛之福玉(たいのふくだま)。
この9つの骨を全部持っていると、「物に不自由せず幸福になる」との言い伝えがある縁起物だそうです。
しかし、鳴門骨、鯛之福玉の2つはすべてのたいにあるわけでもなく、一尾ですべてを揃えるのは難しいんですって。
もし見つけることができたら正しく「おめでタイ」!!