「時化」と書いて「しけ」とは、なかなか読めませんね。
しけとは、強風などの悪天候のために波が高く、海が荒れることを言い、波高が4mを超えた場合を「時化た状態」、6m超えを「大時化」9mを超えると「猛烈に時化ている状態」と言うそうです。
時化ると、船の転覆の恐れがあるために漁師さんは漁に出ることができません。
※【漁模様により発送日の指定を伺えない場合があります】の注釈があるのはこのためです。
ちなみに対義語は「凪(なぎ)」です。風力0の状態です。
こちらの漁師さんたちは、「しけとるなあ」「ないどるなあ」等と時化、凪を動詞として使います。
また、魚が獲れない時には「潮が早い」「潮が悪い」等という言い方もしますよ。
陸地の天気と海上の天気は違うので、こちらで晴れていても海上がしけていたり、その逆もあります。