干物が美味しい季節となってまいりました。
焼きたてアツアツの干物に、ちょっとぬる燗をつけて( ^ω^)・・・いかがでしょう?
上手に焼けたらいつもより、もっと美味しくなりますよ。
ではコツをご紹介
焼き方の基本は、盛り付けた時に上面になる方から焼きます。
切り身の場合は、皮から。開きの場合は身から焼きます。(皮側から焼いてしまうと皮が縮んで反り返ってしまいます。)
※ウナギなどは、身割れしにくいのと皮に臭みやぬめりが有るので、皮側から先に焼いた方が美味しいということもあります。
グリルなど、調理器具の余熱を十分にしておきます。
火加減は、片面焼きグリルならまずは中火で。70%くらい焼き上げたら裏返して焼きます。仕上げは弱火で焼き上げます。両面焼きなら中火で一気に焼き上げます。
いきなり強火だと、表面だけ焼け焦げてしまいます。
干物はある程度、水分が抜けた状態なので焼き過ぎると(時間をかけすぎると)パサパサして、旨味が逃げてしまうので、注意しましょう。
魚のたんぱく質は低い温度で火を通すと柔らかく仕上がる性質があるので、すぐに食べない場合や、冷めても柔らかく仕上げたい場合は、焼き上がり1~2分前に火を止めて余熱を利用します。
干物の保存方法について
冷蔵・冷凍ともに、まず水分を逃がさないことが大切です。水分が逃げることにより干物の塩分濃度が変わり、本来の味でなくなってしまいます。
また、脂分は空気に触れると酸化を始めてしまうのでラップなどで包むときは空気を抜いてくださいね。