サザエ「栄螺」と書きます。旬は春から初夏にかけて。まさに今。
特徴である角は、荒い海で育ったものには多く、静かな海で育ったものにはほとんど無いです。角の有無と大きさは味には関係ありません。
また、サザエは食べている海藻によって殻の色が異なります。
テングサを食べていると緑褐色、アラメを食べていると殻は黄色味を帯びているそう。
身の末端(苦味のところ近く)がクリーム色なら雄。緑色なら雌です。
食べながら観察してみてくださいね。
磯の風味とコリコリとした食感を楽しみたいなら、ぜひつぼ焼きで。焼き上がりの醤油の芳ばしい匂いと相まって食欲を刺激します。
もちろんお刺身も。新鮮なものは、ふたを引っ張ると強く引っ込むので、貝の口を下に向けてしばらく置いておきます。口が開いてきたところで躊躇せず速やかにステーキナイフなどを差し込みましょう。
他の巻貝に比べてたんぱく質やビタミン類が豊富です。皮膚の老化を予防するコラーゲンも多く含むんですよ。殻付きの新鮮なものは新聞紙などにくるんで冷蔵庫で保管してくださいね。
この夏はバーベキューでサザエも一緒に焼きませんか?!