うなぎといえば、「土用の丑の日」。
その起源はというと諸説ありますが、一番有名な話は江戸時代の蘭学者である「平賀源内」のエピソード。
客足の少ないうなぎ屋から繁盛の妙案はないかと相談を持ち掛けられた「平賀源内」が、「本日、土用丑の日」と店頭に掲げたところ、これが大当たりしてうなぎ屋は大繁盛した、というものです。
これがヒットした背景には、当時は「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という風習があったからだそう。
この効果を見て、他のうなぎ屋もこぞって「土用の丑の日」と言うようになり、今日に至ったと言われています。
実際にうなぎは栄養価が高く、その中でもビタミンAが特に豊富で、ビタミンAを含む食品のなかでもトップクラス。
うなぎの蒲焼半分(50g)で、成人男性が1日に必要とするビタミンAの摂取量を超えます。
ビタミンAは目の健康に欠かせないビタミン。
不足すると目や網膜にダメージを受けるので、積極的に摂取していきたい食材ですね。
ただし、ビタミンAの摂り過ぎも健康に害がありますので、食べ過ぎには注意です(◎_◎;;)